池内尚郎 の検索結果:
現役の会議通訳者・池内尚郎さんによる「『訳し下ろし』の同時通訳術」番外編は、読書案内です。池内さんが、通訳者の方々におすすめの書籍をご紹介します。 読書の効能 「訳し下ろし」の技法を学べる本 通訳者・翻訳者にまつわるエッセイや小説 読書の効能 読書は通訳者の友である。通訳者に知識と知恵を与えてくれる。それだけではない。読書は通訳者に勇気と不屈も授けてくれる。読書は、通訳者の「旅の道連れ」。旅人が道を見失いそうになったとき、同伴者は手を取って正しい道に連れ戻してくれる。もう歩け…
…しては長井鞠子さん、池内尚郎さん、佐藤志緒さんの記事などでそのお名前や著書『不実な美女か、貞淑な醜女か』が紹介されています。鋭くもユーモアあふれる文章は、エッセイスト、ノンフィクション作家、小説家としても活躍した米原さんならでは。同時通訳や国際舞台の裏話などは共感しながら楽しまれる方も多いのではないでしょうか。 いかがでしたか。ご紹介した中には紙だけではなく電子化されている書籍もありますので、ぜひお好きなスタイルでお楽しみください。 『通訳・翻訳ブック』編集部 通訳・翻訳をキ…
現役の会議通訳者・池内尚郎さんが、同時通訳の実践的技法・術(わざ)を紹介していく連載コラムです。最終回のテーマは「現場と緊急避難」(後編)です。前回に続き、スピーカーの発言が聞こえない時や、訳語が出てこない場合の対処法についてのお話です。 対処法:後編 被害を回避する(Boosters) 最強の助っ人、パートナー(Wild Card) 夢を信じ、孜孜(しし)として学べ 対処法:後編 被害を回避する(Boosters) 前回は「被害を限定する(Limiters)」対策について説…
現役の会議通訳者・池内尚郎さんが、同時通訳の実践的技法・術(わざ)を紹介していく連載コラムです。第10回のテーマは「現場と緊急避難」です。スピーカーの発言が聞こえない時や、訳語が出てこない場合の対処法についてのお話です。 対処法:前編 はかない不離一体感 受動的安全と能動的安全 被害を限定する(Limiters) 対処法:前編 “breathe down someone’s neck”という慣用句がある。「(人に)しつこくつきまとう、まとわりつく」というほどの意味だ。あまりい…
現役の会議通訳者・池内尚郎さんが、同時通訳の実践的技法・術(わざ)を紹介していく連載コラムです。第9回は、前回に続きこれまで紹介された術(わざ)を20項目にまとめた中から、残りの10項目をお届けします。 二十戒(後編) 11.言ったことは終わらせろ 12.自分の言ったことを忘れるな 13.去りゆくものに未練をもつな 14.遅れすぎるな 15.チャンキングに逃げるな 16.巡航速度を守れ 17.美辞麗句に酔うな 18.大声を出すな 19.目をつむるな 20.あきらめるな 二十戒…
現役の会議通訳者・池内尚郎さんが、同時通訳の実践的技法・術(わざ)を紹介していく連載コラムです。第8回は、これまで紹介された術(わざ)を20項目にまとめた中から、最初の10項目をお届けします。 二十戒(前編) 1.単語を訳すな、意味を訳せ 2.自分の言葉で語れ 3.「意味の単位」を積み上げろ 4.原文を換骨奪胎せよ 5.瞬発力を出し切れ 6.言葉を節約せよ 7.すべてを訳そうとするな 8.ダラダラと文章を続けるな 9.飛び出すな 10.言いなおすな 二十戒(前編) この連載で…
…、現役の会議通訳者・池内尚郎さんが同時通訳の実践的技法を紹介していきます。ご自身が、日々の実践を通じて気付いたことを、通訳者の方や通訳者をめざす方々に向けて「実践則」としてまとめたコラムです。第7回は「原文を換骨奪胎せよ」の後編をお届けします。 言葉を補え 分割し接続せよ 表面の形にこだわるな 言葉を補え 【まずは前編のおさらい】 文学者で翻訳家の安西徹雄・上智大学名誉教授(故人)は、英語は名詞中心であるのに対して、日本語は動詞中心であると述べている。だから「英語では名詞で書…
…、現役の会議通訳者・池内尚郎さんが同時通訳の実践的技法を紹介していきます。ご自身が、日々の実践を通じて気付いたことを、通訳者の方や通訳者をめざす方々に向けて「実践則」としてまとめたコラムです。第6回は「原文を換骨奪胎せよ」の前編をお届けします。 品詞は自由に選べ 逆転の発想で行け 普段何気なくできることも、焦るとしくじってしまう。誰しもある経験だ。同時通訳をしているときに、"He is a good swimmer."と言われて、「彼はいいスイマーだ」と口走ってしまうことはな…
…、現役の会議通訳者・池内尚郎さんが同時通訳の実践的技法を紹介していきます。ご自身が、日々の実践を通じて気付いたことを、通訳者の方や通訳者をめざす方々に向けて「実践則」としてまとめたコラムです。第5回は「聴くのではなく『聞け』、訳者よりも『役者』になれ」です。 意識的に聴きながら別のことは話せない 自分の言葉で語る 話者・聴衆・通訳者の三者対話 日本語では「きく」という行為を表す場合、二種類の漢字が使われる。「聞く」と「聴く」だ。「聞く」は音や声などが自然に耳に入ってくることを…
…、現役の会議通訳者・池内尚郎さんが同時通訳の実践的技法を紹介していきます。ご自身が、日々の実践を通じて気付いたことを、通訳者の方や通訳者をめざす方々に向けて「実践則」としてまとめたコラムです。第4回は「ゴルディロックスの教え」です。 分かりやすさ/情報量 vs. EVS 最小の意味単位=主語+述語 GZの幅は可変的 『ゴルディロックスと3匹のくま』(Goldilocks and the Three Bears)という童話がある。ゴルディロックスという少女が森の中で家を見つけ中…
…、現役の会議通訳者・池内尚郎さんが同時通訳の実践的技法を紹介していきます。ご自身が、日々の実践を通じて気付いたことを、通訳者の方や通訳者をめざす方々に向けて「実践則」としてまとめたコラムです。第3回は「同通あるある訳」です。 「散らかし型」と「フライング型」 分かりやすい同時通訳とは 編集する力 人は五感を駆使して情報を獲得する。同時通訳を聞くときもそうだ。その場合、聞き手にとっては耳から入ってくる情報が基本となるが、たとえば、会場スクリーンに映ったスライドやスピーカーの表情…
…、現役の会議通訳者・池内尚郎さんが同時通訳の実践的技法を紹介していきます。ご自身が、日々の実践を通じて気付いたことを、通訳者の方や通訳者をめざす方々に向けて「実践則」としてまとめたコラムです。第2回は「八分目の妙技」です。 かなえられない夢? 最良のものは良きものの敵なり すべてを訳そうとしてはいけない 「腹八分目に医者いらず」という言葉がある。 満腹になるまで食べずに腹八分目に抑えておけば、体によく病気にもならない、という格言だ。ここから転じて、「腹八分目」は何事もほどほど…
…、現役の会議通訳者・池内尚郎さんが同時通訳の実践的技法を紹介していきます。ご自身が、日々の実践を通じて気付いたことを、通訳者の方や通訳者をめざす方々に向けて「実践則」としてまとめたコラムです。第1回は「『訳し下ろし』の同時通訳術」です。 語順のジレンマ 分割し、つなぎ合わせる 情報はリニアに流れる 「日本語と英語では語順が逆なのに、よくあんなことができますね」 ときおり、現場でそんなお褒めの言葉を頂く。大半は世辞である。それでも素直に嬉しい。私は鼻の穴を膨らませる。膨らませな…