関西の通訳・翻訳マーケット事情【サイマル通信】

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通訳・翻訳業界で働くサイマルのスタッフがお届けする「サイマル通信」。今回は関西支社のスタッフが、オフィスや日々のお仕事、登録者の皆様への思いなどを、誠意と情熱をこめてお届けします。

皆さん、こんにちは。 サイマル関西支社のT.W.です。
今回は関西支社と、私たちが関わっているお仕事の内容や現状についてご紹介します。

サイマル・関西支社について 

関西支社は、大阪ビジネスパーク(OBP)というエリアにオフィスを構えています。大阪城に隣接するビル群にあり、お城を「見下ろす」とても恵まれた景観の執務室で、お城周辺の「梅、桜、紅葉」や夏の花火など、一年を通して多彩な景色を楽しみながら(?)約30名強の関西メンバーが日々奮闘しています 。

サイマルでは通訳、通訳機材、翻訳、人材派遣・紹介、スクールでの通訳者翻訳者養成サービスをご提供しています。東京本社と関西支社の二拠点を持ち、私たち関西支社は名古屋以西のお客様を担当させていただいています。規模は小さいですが、関西特有のお笑い文化が根付いた明るく活気のある職場です。

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オフィスからは大阪の素晴らしい景観が楽しめます。

関西におけるマーケット事情について

関西の通訳・翻訳マーケットの特徴としては、民間企業と自治体・各種団体、大学からのご依頼案件が全体の大きな割合を占めており、業種別でみると通訳・翻訳ともに「医薬・医療機器」がトップです。次に「機械、精密機器、電気機器・化学」等の製造業や教育などがあります。また、名古屋・広島・福岡を拠点とする企業や地方自治体・大学の需要も増えており、興味深いところでは、九州の世界遺産「明治日本の産業革命遺産」に関連するご依頼をいただくなど、西日本全体におけるグローバル化の加速を実感しています。 

とはいえ、東京に比べると案件数は多くないため、他社との競合も厳しい状況です。
コストパフォーマンスにシビアな関西顧客の特性も相まって、他社との熾烈な価格競争に陥るケースも多々あります。

しかし「ことばのプロフェッショナル」として、サイマルが最も重要視するのは「品質」と「信頼性」です。価格以外の「付加価値」で差別化を図るため、コーディネーターはお客様の要望をしっかり聞き、最適・最良な提案をしています。お客様と、通訳者翻訳者との「目線合わせ」がコーディネーターの重要な役割であり、それがお客様の満足度と信頼につながっていくものだと思っています。

今年はコロナ禍の影響で前半は厳しい状況でしたが、サイマルを必要としてくださっているお客様からのご依頼はかなり戻ってきており、従来に比べて案件の内容や形式、規模を変えた「ニューノーマル」に対応する新しいサービス形態の必要性を実感しています。

例えば、昨年サイマルでサービスを開始した遠隔同時通訳プラットフォーム(RSI)の「interprefy(インタープリファイ)」。お客様の関心と需要は確実に高まってきており、西日本のお客様にもinterprefyのメリットをご理解いただいて、社内会議などでの利用が徐々に増えています。また、これまで同時通訳サービスのご提供のハードルが高かった地方のお客様にも良質な通訳サービスをお届けできるきっかけにもなっています。

その他にも、海外からの登壇者がコロナ禍で来日できなくなったセミナーなどがオンライン化したことにより、ビデオメッセージに字幕翻訳をつけたり、日本語メッセージへの吹替需要も増えてきています。

また、2025年には「大阪・関西万博」が開催されます。
今後数年にわたり、開催に向けての準備から本番における通訳・翻訳のニーズは確実に高まっていきますので、私達も今から意気込んで、関西支社だけでなく全社でしっかり連携しながら取り組んでいきたいと思っています。

状況が変わっても、語学サービスを必要としているお客様に最良で最適なサービスを届ける、という私たちのスタンスは変わりません。
従来の概念にとらわれず柔軟な発想と想像力をもってお客様の声に耳を傾けながら、より良いサービスを提供していく。サイマルの強みを活かしアピール出来る好機と捉えて、西日本におけるサイマルの認知度向上に努めていきます。

多くの皆さまとお仕事でご一緒できる事を楽しみにしています 。



関西支社 T.W.




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