食べてみたい【サイマル通信】

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通訳・翻訳業界で働くサイマルのスタッフがお届けする「サイマル通信」。エージェントの視点で、業界にまつわる話題や、スタッフの仕事など、好奇心をくすぐる話題をあれこれご提供します。今回は、翻訳コーディネーターが、和食のメニュー翻訳についてご紹介します。

こんにちは。翻訳コーディネーターのF.A.です。

お忍び来日したセレブが銀座で寿司を堪能……というようなニュースを聞くことがあります。ユネスコの無形文化遺産にも登録されている「和食」は、訪日するお客様にとって大きな楽しみ。超セレブでなくても、「海外からのお客様を和食でおもてなししたいので、そのメニューの翻訳をしてほしい」というご依頼をクライアント様からいただく機会が多くなっています。日本の食文化への関心が高まり、食材や調理法など、詳しい説明を求めるお客様も多くなっているのです。ここはひとつ、和食の魅力を伝えられるような翻訳をお届けしなくては!

料理にふさわしい翻訳を作成する

メニュー翻訳のご依頼をいただくと、翻訳者が翻訳作業をする一方、コーディネーターも作業に必要な情報を集めます。まず、メニュー名だけではどのような一皿なのかわからない場合。店が決まっていて料理人が誰かもわかっている場合は、インターネットで検索して、店の情報からどんな料理か確認できるときもありますが、旬の食材を使う高級な料亭では、料理の内容が詳しく紹介されていないこともしばしば。

また、特別な会食では、メニューも特別にアレンジされたものが多く、どんな調理法や盛り付けなのか確認できない場合もあります。「蕪巻き 甘鯛と柚子胡椒」の場合、カブに巻かれているのは甘鯛だけ?柚子胡椒はどうなっているの?など。作り方によって翻訳を考えなくてはなりません。魚など、地域によって呼称が違うものもあります。ご依頼の際に、写真やレシピをつけてくださるクライアント様もいらっしゃるのですが、料理にふさわしい翻訳を作成するうえで大変助かります。

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素晴らしい料理を通じてコミュニケーションが深まるとうれしいですよね。翻訳で、少しでもそのお手伝いができればと思います。そして、メニューに登場するおいしそうな料理、食べてみたい……!



翻訳コーディネーター F.A.

(注)この記事は2014年6月「サイマル翻訳ブログ」に掲載されたものです。


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