字幕翻訳、ご希望はなんでしょう?【翻訳サービスを使いこなす】 

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「お客様のイメージ通りの翻訳」に仕上げるためには、翻訳者やチェッカー(校閲者)、コーディネーターの力量が求められるのは当然のことですが、お客様からのご協力も翻訳クオリティに欠かせない要素のひとつです。このシリーズでは、翻訳文書からは知ることのできない翻訳作業の裏側や、よりよい翻訳にするためにサイマルがお客様に知っていただきたいことなどを不定期に配信していきます。2回目は、需要の高まる「字幕翻訳」がテーマです。

字幕翻訳のお問い合わせで、お知らせいただきたい3点

ここ最近、字幕翻訳の需要が高まり続けています。
Netflixをはじめとした動画配信サービスの目覚ましい普及や、コロナ禍でのオンライン・イベント、セミナー開催の増加などがその要因でしょう。サイマルでも、字幕翻訳に関するお問い合わせが急増しています。通訳・翻訳の総合サービスをご提供しているため、シンポジウムやセミナーなどの通訳業務とあわせてご依頼をいただくケースが大変増えています。

字幕翻訳にはそれなりのコストがかかりますが、Web掲載やオンデマンド配信など、一度制作すれば繰り返し使えて長く利用することもできるため、大変効率的で、活用の幅や可能性が広がる点が大きな魅力ではないでしょうか。企業の研修動画や広報映像など字幕にできるものが増え、裾野が広がってきていると感じています。

さて、字幕翻訳のお問い合わせをいただく際には、お知らせいただきたいことが3つあります。

ご依頼内容の指定

ひと口に「字幕翻訳」といっても、大きく分けて3タイプがありますので、どこまでご依頼されたいのかをご指定ください。

(1)翻訳のみ:動画ファイル(映像・音声)の文字起こしを行い、そのテキストデータを原稿として翻訳

(2)尺合わせ:(1)の翻訳データを映像の長さやシーンに合わせて文字数調整

(3)焼き付け:(2)の字幕データを映像に焼き付け。動画ファイルとして制作・納品

映像とスクリプト(原稿)のご提供

前もっておよその翻訳分量を量れるため、お見積やスケジュールのご提示などがスムーズになります。今後開催予定のセミナーなど、ご依頼時に映像がない場合は、映像のおよその長さをお知らせください。また、書き起こしテキストやシナリオがすでにある場合は、あわせてのご提供をお願いしています。

納期のご確認

最適な翻訳に仕上げるには、様々な工程が必要となるため、お客様の想像以上に時間がかかる場合があります。「日程は未定だが、今後Web掲載する予定がある」「今月開催するイベントで、当日会場で映像を流したい」など、いつまでに納品が必要かを事前にお知らせいただけるとスムーズです。


翻訳は通訳と異なり、翻訳者が現場に伺うということがほとんどありません。お客様の状況やご要望をより正確に理解し、翻訳に反映するためにも、できるだけ多くの情報をいただきたいと考えています。お客様のイメージ通りの納品にするために、細かい点まで確認させていただくこともありますが、ご協力いただけますと大変ありがたいです。


字幕翻訳のご依頼をお待ちしています。

 

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主に初めてサイマルのサービスを利用するお客様へのご提案やご案内などを担当。
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