3分でわかる! サイマル・インターナショナル【サイマル通信】

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※1990年代の会社案内表紙から一部抜粋

通訳・翻訳業界で働くサイマルのスタッフがお届けする「サイマル通信」。エージェントの視点で、業界にまつわる話題や、スタッフの仕事など、好奇心をくすぐる話題をあれこれご提供します。今回は、広報担当がサイマルの歩みをクイズをまじえてご紹介します。


皆さん、こんにちは。
当記事では、サイマルのこれまでの歩みについて、出来事やゆかりの人などとあわせてご紹介したいと思います。

これがわかればサイマル通?! サイマル・トリビア

さて。突然ですが、ここでクイズです。下記の(A)~(D)にあてはまる数字や人名を、皆さんのお手元もしくは心の中にある用紙にご記入ください。

第1問
サイマルでMM、TKと言えば(A)と(B)のことである。

第2問
サイマル通訳者も同時通訳を行った1969年人類初アポロ月面着陸中継。NHKでの視聴率は(C)%だった。

第3問
教科書にも載っている「文科省お墨付き」の“Super Interpreter”ことサイマルのトップ通訳者は(D)である。


解答とエピソードはページ後半にありますので、ぜひ最後までご覧ください。

30秒でわかるサイマルの歩み

1965年、サイマル・インターナショナルは当時通訳者として活躍していた村松増美、小松達也らによって、日本初の同時通訳エージェントとして設立されました。東京オリンピックの翌年のことです。これにより、通訳を本職とするプロフェッショナル通訳者が日本で初めて誕生しました。
(ちなみにサイマル創業時、ミスター同時通訳と言われた村松増美社長は35才。小松達也専務は31才。新しい知的サービス企業として、サイマルの設立はメディアでも大変話題になったそうです)

1969年にはアポロ11号の月面着陸という地球規模の出来事がありました。衛星生中継をサイマル通訳者たちが同時通訳したことで、通訳者という職業が日本中に知れわたりました。

1975年、サイマル・アカデミーの前身となる「サイマル通訳教室」がスタート。5年後の1980年に通訳者翻訳者養成の教育機関としてサイマル・アカデミーが設立されました。日本が先進国首脳会議、APECなどの国際会議やシンポジウムに国際社会の一員として参加するようになった時代です。企業のグローバル化も進み、通訳・翻訳のニーズが増加、質の高い通訳者翻訳者の育成がサイマルの急務でした。

1998年に、サイマルはベネッセグループの一員となり、より確かな企業基盤を得ました。2000年には語学人材に特化した人材派遣紹介専門会社サイマル・ビジネスコミュニケーションズ、2003年には通訳機材専門会社サイマル・テクニカルコミュニケーションズを設立、通訳・翻訳に関する総合サービス企業へと拡大・成長を続けます。

そして2020年。おかげさまで創業55周年を迎えることができました。現在、登録通訳者翻訳者は3,600名を超え、年間22,000件にのぼる通訳・翻訳サービスを提供しています。

願いのこめられた社名とロゴマーク

社名の由来

サイマルの社名は、同時通訳という言葉に由来しています。同時通訳を意味する英語である“Simultaneous Interpretation”の最初のアルファベット5文字の“Simul”をとって「サイマル・インターナショナル」という社名が生まれました。社内外では大抵「サイマル」と略されます。

ロゴマークの意味するもの

ロゴマークの小さい球は月、大きい球は地球を表します。これは1969年にサイマルの同時通訳で国民の皆様にお伝えした歴史的瞬間「アポロ月面着陸」を意味しています。 大きな球の中に重なり合う二人の横顔はコミュニケーションを表し、人から人へ言葉を伝える様子を表現しています。 また、大きな球の中央の白い部分はSIMULの「S」で、両側の青い部分は国を表します。これは、国と国の間でコミュニケーションに貢献したいという、サイマルの願いを込めたデザインなのです。

サイマル・トリビアの解答とエピソード

それではここで、クイズの答え合わせです。皆さんは何問おわかりになりましたか?

第1問
サイマルでMM、TKと言えば(A)村松増美(むらまつますみ)と(B)小松達也(こまつたつや)のことである。

サイマル創業メンバーでもある初代・二代目社長のイニシャルです。社内では「社長」と呼ばずに「エムエム、少々お時間いただけますか?」「ティーケー、お電話です」などと言うのがサイマル流。アメリカ大統領のケネディ=JFKにならった(リスペクト?)という説があります。

ちなみにMMはテレビ朝日の『徹子の部屋』に出演し「通訳の裏話」を披露しました。MMも黒柳徹子さんもかなりの早口。倍速弾丸トークの回になったのではと思います。一方のTKはNHK教育テレビ(現Eテレ)の『英語会話』で数年間、講師を務めました。こういった番組でサイマルを知ったという方も多かったのではと思います。

第2問
サイマル通訳者も同時通訳を行った1969年人類初アポロ月面着陸中継。NHKでの視聴率は(C)68%だった。

人類にとっての歴史的瞬間、アポロ11号月面着陸はNHKと民放テレビで生中継されました。サイマルも同時通訳を担当したことで、日本国中に同時通訳という仕事が認知されると同時に、サイマルの名前も広く知られることになりました。サイマル創業から4年目の1969年7月のことです。 当時、視聴者から「あの和訳の機械が見たい、人間が瞬時に訳せるわけがない」とテレビ局に電話が相次いだそうで、後日の中継では通訳者も画面に映りこませた放送になったとか。

宇宙からの音声が聞き取りづらかったことは察して余りありますが、ノイズがひどい中、アームストロング船長のことばを「推測」できたのは、月面着陸の前にも何度かアポロ計画関連の通訳業務をしていた経験があったからだと、TKは後年、当時の苦労を語っていました。

第3問
教科書にも載っている「文科省お墨付き」の“Super Interpreter”はサイマルの(D)長井鞠子である。

平成28年度改訂の高等学校英語教科書に、サイマルのトップ通訳者であり顧問でもある長井鞠子さんが題材として取り上げられています。

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ちなみに長井さんと言えばメディアへの露出も多く、特にNHKの人気番組『プロフェッショナル仕事の流儀』出演は大変話題になりました。NHKが会議通訳者に密着したのはこれが初とのこと。「同時通訳は格闘技」という長井さんの名言もあり、再々放送を重ねた大好評の番組となりました。今でも長井さんは、通訳現場でお客様に「見ました、感激しました!」とお声をかけていただくことがあるそうです。


いかがでしたか。少しでもサイマルに興味を持っていただけたら大変嬉しいです。50年超の間にはいろいろな出来事、人との縁がありました。これからのサイマルの歩みの中で、ぜひ皆さんとご縁が持てますように。

 
広報担当 M.Y.

※現在の機材事業部。サイマル・テクニカルコミュニケーションズは2022年にサイマル・インターナショナルに吸収合併。(2023年追記)



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